予算委員会~岸田総理入り質疑~

 参議院予算委員会で質問に立ち、子育て支援や医療保険制度を巡る諸課題の他、1月29日の予算委員会に引き続き、自民党派閥パーティーの裏金問題について、岸田総理他関係大臣に具体的な疑問や提案をぶつけて、対応を迫りました。


→教えて!やすえちゃん https://www.youtube.com/watch?v=kRK3BE67M-E

 政府が導入を進めようとしている「子ども・子育て支援金」について、保険者集団でリスクを分け合うはずの医療保険料に「上乗せ」して徴収するのはなぜか、子ども・子育てはリスクなのかという根本的な疑問を、岸田総理や加藤担当大臣にぶつけましたが、議論は平行線に終わりました。
 当初の説明では平均月500円とされていた負担額が、4月9日にようやく公表された年収別の試算では、年収400万円で650円、年収600万円で1,000円に上ることが明らかにされました。
 取りやすいところから搾取する意図が透けて見える「支援金制度」の対案として、未来への投資としてお金を借りて後で返すという発想に立って、国民民主党が従来から主張してきた「教育国債」の実現を引き続き目指していきます。


→教えて!やすえちゃん https://www.youtube.com/watch?v=cy-bparxHec

 山形県のある農業者からメールで寄せられたご意見をもとに、「後期高齢者の窓口負担割合」の判定基準が農業などの自営業にとって不公平になっている実態を、具体例を示して指摘しました。
 下図で、税・社会保険料負担を差し引いた手取りが482万円の「給与収入+年金」世帯は「2割」負担にとどまるのに対して、手取り355万円の「農業収入+年金」世帯は「3割」負担が求められます。また、手取り373万円の無年金の「給与収入のみ」世帯は「1割」負担だけで済むことになります。

 こうした不公平な「現役並み所得者」判定基準の見直しを求めたところ、武見厚生労働大臣からは「不断の見直しで対応する」との答弁がありました。

 質疑の様子は下記の「参議院インターネット審議中継」のページで、録画をご覧いただくことができますので、是非ご覧ください。
http://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/…

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