ウクライナ侵攻、避難民・邦人の迅速な救済を
ロシアの侵攻によるウクライナからの避難民への支援や受け入れに、我が国も積極的に取り組むよう政府に求めました。
また、在ウクライナだけでなく、航空便の欠航などで帰国が困難となっている在ロシアの邦人への支援を要請しました。
農林水産関係も含め、価格転嫁対策の具体化を
燃油価格や原材料価格が高騰する中、価格転嫁ができないと多くの企業から悲鳴が上がっています。
価格転嫁と賃上げの具体策を急ぐように、岸田総理に迫りました。また、昨年末に「転嫁円滑化施策パッケージ」をまとめた際の会議体に、農水省や農林水産関係団体が含まれていない点を指摘しつつ、農林水産関係の課題解決にもしっかりと取り組むように求めました。
コロナ版金融円滑化法案の実現を
コロナ禍で資金繰りに困る中小企業者や、住宅ローン返済に悩む個人が増えています。
融資の相談段階からしっかりとフォローできるような体制強化を岸田総理に要請したところ、対応状況を改めて点検することを約束する答弁がありました。また、国民民主党がコロナ版金融円滑化法案を準備していることを伝え、さらなる対策を求めました。
食料自給こそ最大の安全保障
気候変動に加え、ウクライナ危機で食料価格が急騰するとともに、安定供給への不安が増しています。
本会議に続き、「食料自給こそ最大の安全保障」と繰り返し岸田総理に迫ったところ、国内で生産可能なものは国内で生産していけるような体制整備を行うとの言明がありました。
総合的な安全保障体制の構築を
政府提出の経済安全保障法案では不十分な範囲を補うものとして、国民民主党では食料や医薬品、教育・人材、人権など国民生活を幅広くカバーする「総合経済安全保障法案」を提出済みです。
岸田総理も、不断の見直しの必要を認め、国民民主党案を国会で議論することを期待する旨の答弁がありました。
質疑の様子は下記の「参議院インターネット審議中継」のページで、録画をご覧いただくことができますので、是非ご覧ください。
http://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/…