「令和」時代の幕開け、政治も新たな道を!

 「平成」が終わり、新しい時代、「令和」が始まりました。
 4月末の国民民主党と自由党との合流は、野党連携の第一歩として、大いに期待しているところです。
 私も、気持ちも新たに、明るく元気に前向きに、あらゆることに取り組んでいきたいと思います。
 さて、ゴールデンウィークが明けるといよいよ後半国会が始まります。
 前半国会では、「統計不正問題」が大きな議論となり、2018年の実質賃金が実はマイナスだったという「偽装疑惑」が、厳しく追及されたところですが、ここに来て、いよいよ本格的にアベノミクスの成否が問われはじめています。
 「次(7月)の日銀短観をよく見て、これは本当にこの先危ないぞというところが見えてきたら、崖に向かってみんなを連れて行くわけにはいかない」と、景況感次第で消費増税の延期の可能性もあり得るとの発言が、安倍総理側近から飛び出してきました。
 これでは、与党自らがアベノミクスの失敗を認めているも同然です。
 7月の日銀短観の結果を待つまでもなく、4月の短観においても大企業の景況感は大幅に悪化、その下げ幅は2012年12月以来、6年3ヶ月ぶりとなりました。
 加えて、内閣府発表の「景気動向指数」においても、1月の基調判断を「下方への局面変化」に引き下げ、まもなく発表される3月の判断は、「悪化」に転じるのではないかとの見方が多数を占めているようです。
 もはや、アベノミクスの失敗は隠したくても隠し切れない状況となっています。
 令和初の国政選挙となる7月の参議院選挙で、安倍政治にNO!を突きつけるべく、徹底審議の環境作りに、国対委員長として全力を尽くします。

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