第196回通常国会を終えて

 1月22日に召集された第196回通常国会が、32日間の延長を含む182日間の会期を終え、7月22日に閉会しました。
 私が無所属議員として参加していた参議院会派が、5月の新党結成に伴い、「国民民主党・新緑風会」として再出発。
 私は新会派の国会対策委員長を拝命し、終盤国会での重要法案を巡る対応について、裏方として、与野党協議の役割を担うことになりました。
 与党が会期延長を強行した理由は、国民の反対が根強く、筋違いの二つの法案―働き方改革関連法案、カジノを含むIR実施法案―をどうしても通したかった、これだけです。
 働き方改革法案では、根拠となるデータの誤りが多数発覚、必要性を裏付けるヒアリングも後付けだった事実が明らかになるなど、長時間労働拡大の懸念が広がるばかり。このことから断固反対しました。
 IR法案については、その中心はカジノであり、刑法で禁じられている「賭博」であることや、ギャンブル依存症の拡大、治安悪化の問題、事業者が貸し金業務までできる点など、地域経済のためではなく、事業者のための仕組みに過ぎないことなどから、こちらも最後まで反対を貫きました。
 どちらの法案も、与党が圧倒的多数の議席を占め、野党が束になっても修正や廃案に追い込むことが難しい中、私たちができる最大の歯止めの手段は「附帯決議」を付けること。
 働き方改革法では47項目、カジノ法では31項目もの「附帯決議」を政府・与党に飲ませ、乱暴な解釈・運用ができないよう、縛りをかけることができました。
「対決より解決」の政治。決して与党への妥協ではなく、一つでも多くの「実」をとることが大事です。
 今後とも、単なるパフォーマンスではない、まじめな政治を目指して、参議院野党第一会派の国対委員長として、引き続き、精一杯取り組んで参ります。

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