国土交通委員会質問~またもや規制改革推進会議が横やり

2020/03/18(水)

 3月18日に、30分間の持ち時間で国土交通委員会にて質問を行いました。
 今回の質問では、「近海中規模漁船の海技士の乗組み基準の見直し」の問題を主として取り上げました。
 自動車運転には、バイク、普通自動車、大型自動車など、種類によって異なる自動車運転免許証が必要なように、船舶の運行には、その大きさによって異なる資格が必要です。
 大きくは20トンが境となっており、20トン未満は、「小型船舶」、20トン以上は「大型船舶」と分けられ、それぞれ、資格制度が大きく違います。
 平成30年6月の「規制改革実施計画」の中で、20トン以上長さ24メートル未満(80トン未満)の漁船について、「海技資格のあり方を検討すべし」とされたのを受け、国土交通省と水産庁で「検討会」を設置し、調査等の段取りを進めていました。
 しかし、第1回の検討会が終わったところで「規制改革推進会議」の横やりが入り、工程表も段取りも無視する形で、いきなり大幅な規制緩和ありきで議論が進められてしまいました。
 その結果、従来は航海士と機関士の合計2名の乗船が必須だったのに対して、小型船舶操縦士1名のみでも航行可能とする規制緩和が、現場の声を聞かないまま、半ば強引に決定されました。
 漁船の乗組員からは、安全面の不安から要件緩和に懸念の声が上がっています。
 規制改革推進会議の議長代理が水産ワーキンググループにおいて、現状を説明する国土交通省の課長を恫喝する議事録も残っています。
 この問題は、漁船の乗組み基準をどうするかという個別の問題にとどまらない、規制改革推進会議の、結論ありきの強引な物事の決め方そのものに直結します。これまでも同様の批判が与野党双方から何度も起きていました。
 私からは委員長に対し、「このようなルール無視の強引な決定過程は、立法府として看過できない。委員会としても問題提起すべき」と依頼、現在、理事会で協議しています。

 質疑の様子は下記の「参議院インターネット審議中継」のページで、録画をご覧いただくことができますので、是非ご覧ください。
http://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/…



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